SNS運用を「インハウス(内製)」にするか「外注」にするか。
この判断を間違えると、だいたい次のどちらかが起きます。
- インハウスにしたのに、投稿が続かず“更新停止アカウント”になる
- 外注にしたのに、社内に何も残らず、解約した瞬間にゼロに戻る
結論から言うと、SNS運用は「内製か外注か」の二択ではありません。
大事なのは “どの工程を社内で持ち、どこを外の力で補うか” を設計することです。特にTikTokのように、企画・制作・改善の回転数が成果に直結する媒体では、体制がそのまま成果になります。
独学の運用を辞めて、最短でTikTokを伸ばしませんか?
TikTok運用には明確な勝ちパターンがあります。それを知らないまま独学で運用をスタートしてしまうと、結果的にアカウントを作り直さないといけなくなり、時間とお金を大きく無駄にしてしまうことに。
だからこそ、まずはSaitanにご相談いただきたいと思っています。弊社は独自の運用メソッドによって、下記のような実績を残してきました。
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SNS運用のインハウスとは?外注との違いを先に整理
インハウス(内製)で「自社が持つ範囲」
インハウスは、企画〜制作〜投稿〜コメント対応〜分析〜改善まで、運用の意思決定を社内で握る形です。
担当者が兼務の場合もあれば、専任でチームを作るケースもあります。
ポイントは「作業を社内でやる」だけじゃなく、判断と改善が社内に溜まること。SNSは“やり方”より“やり続けて勝ち筋を見つける力”が資産になります。
外注(運用代行)で「外部が持つ範囲」
外注は、運用の一部または全部を外に任せます。
戦略だけ、制作だけ、分析だけ、投稿まで全部…と範囲は自由に切れます。
外注の価値は、ざっくり言うと 「初速」と「再現性」。
型を知っているチームが入ると、無駄な遠回りが減ります。
「どっちが正解?」ではなく、ズレるポイントを見ておく
インハウスは“社内の熱量とスピード”が武器になりやすい反面、担当者のスキル・工数に引っ張られます。
外注は“専門性と安定供給”が武器になりやすい反面、ブランド理解のズレやコミュニケーションコストが出ます。
ここを理解せずに始めると、だいたい途中で詰まります。
SNS運用インハウスのメリット:うまく回る会社はここが強い
メリット1:発信の“温度感”が落ちにくい
TikTokは特に、企業の“きれいな広報”より、現場の空気が伝わる投稿の方が伸びることがあります。
インハウスだと、素材(社内の出来事、リアルな声、開発裏話など)が手に入りやすい。
メリット2:判断が早く、改善の回転が上がる
SNSは、勝ちパターンを見つけるまでが勝負です。
インハウスで決裁が早い会社ほど、投稿→分析→次の企画のサイクルが速くなります。
個人的には、“1ヶ月で12本しか出せない体制”だと、TikTokはデータが溜まる前に心が折れやすいです。回転数は想像以上に重要です。
メリット3:ノウハウが社内に残る(採用・営業にも効く)
運用を続けると、「何が伸びるか」だけでなく
- どの切り口だと問い合わせに繋がるか
- どんな人が応募してくるか
- コメントで何を誤解されるか
みたいな“現場データ”が溜まります。
このデータは、SNS担当だけのものじゃなく、営業資料・採用LP・商談トークにも転用できます。インハウスはこの連携がしやすいです。
SNS運用インハウスのデメリット:失敗は「人」ではなく「設計」で起こる
デメリット1:担当者が“制作マン”になり、改善が止まる
よくあるのが、投稿を作るだけで手一杯になって、
分析→仮説→改善の時間がゼロになるパターンです。
SNSは「更新してるのに伸びない」が一番しんどい。
その原因は、才能不足より **“改善の枠が予定に入ってない”**ことが多いです。
デメリット2:属人化して、異動・退職で全部崩れる
担当者が1人だと、頭の中にある“暗黙知”で回り始めます。
でもその担当者が抜けた瞬間に、
「投稿の作り方が分からない」「何を見て良し悪し判断してた?」となって止まります。
デメリット3:クリエイティブが伸び悩み、マンネリ化する
特にTikTokは、“最初は頑張れる”けど ネタが枯れた瞬間に止まる。
この壁が早い会社ほど、投稿が「社内ニュースの羅列」になっていきます。
正直ここ、現場で一番多い詰まりどころです。
担当者のやる気の問題というより、企画を量産する仕組みがないのが原因です。
独学の運用を辞めて、最短でTikTokを伸ばしませんか?
TikTok運用には明確な勝ちパターンがあります。それを知らないまま独学で運用をスタートしてしまうと、結果的にアカウントを作り直さないといけなくなり、時間とお金を大きく無駄にしてしまうことに。
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SNS運用の外注比較:結局どこで差が出る?(担当者の意思決定視点)
比較1:コストは「外注費」ではなく“機会損失”まで見る
インハウスは外注費がかからない分、安く見えます。
でも実際は、
- 担当者が学習する時間
- 作って伸びない期間
- 伸びるまでの遅れ
これがコストになります。
外注はキャッシュアウトが見えやすい代わりに、初速が出ると“機会損失”が減ります。
つまり、「いつ成果が必要か」が判断軸になります。
比較2:成果が出るまでの時間は、体制でほぼ決まる
SNSは、戦略より体制が先です。
理由は単純で、TikTokは“試行回数が正義”だから。
- 週1投稿の会社:1ヶ月で4回しか検証できない
- 週3投稿の会社:1ヶ月で12回検証できる
同じ3ヶ月でも、検証回数が3倍違う。結果がズレるのは当然です。
比較3:外注で伸びないケースは「丸投げ」ではなく「情報不足」
外注が悪いんじゃなく、必要情報が渡ってないと伸びません。
外部は現場を知らないので、
- 顧客が何に困ってるか
- 何が売れ筋か
- NG表現や言い方の地雷
を吸い上げる設計がないと、当たり前にズレます。
外注を使うなら、“社内から何を渡せるか”が勝負です。
SNS運用インハウスのあるべき体制:最小から始めて崩れない設計
体制の基本は「役割を3つに分ける」こと
インハウス運用が崩れるのは、1人が全部やるからです。
最低限、役割を分けてください。
- 責任者(KPI・優先順位・最終判断)
- 企画編集(ネタ出し・台本・構成・投稿設計)
- 制作(撮影・編集・デザイン・投稿作業)
1人運用でも、この3役を“頭の中で”分けるだけで事故が減ります。
TikTokで最低限ほしい「週次の運用リズム」
インハウスは、気合いより習慣です。
おすすめはこれ。
- 週1回:30分の企画会議(次週の台本決定)
- 週1回:30分の振り返り(伸びた/落ちた理由の仮説)
- 投稿:週2〜3本(まずはここを目指す)
「撮って編集して投稿して終わり」だと、改善が入りません。
改善の枠を予定に固定すると、成果が出る確率が上がります。
属人化を防ぐ“最低限のドキュメント”
分厚いマニュアルは要りません。
でもこれだけは残すと、担当交代しても続きます。
- 投稿カテゴリ一覧(例:事例/裏側/FAQ/採用/商品など)
- 台本テンプレ(冒頭フック→本題→行動促し)
- 数値の見る順番(再生→維持率→保存/コメント→プロフ遷移)
- NG集(炎上しやすい表現、社内ルール)
SNS運用インハウスの失敗(つまずきパターンと対処法)
失敗1:「とりあえず投稿」から入って迷子になる
目的が曖昧だと、投稿が散らかります。
認知なのか、採用なのか、リードなのか。
目的が違うと、伸ばす指標も、作る企画も変わります。
対処はシンプルで、最初に
- KGI(最終目標)
- KPI(追う数値)
- ターゲット(誰の何を解決するか)
を紙1枚でいいので揃えること。
失敗2:KPIが“ふわっと”して改善できない
「再生が増えたらいいな」だと、改善ができません。
TikTokなら最低でも、投稿ごとに
- 平均視聴維持率
- 3秒時点の離脱
- 保存/コメント
を見て、どこが弱いかを判断します。
改善は“気合い”ではなく“どこで落ちたか”で決まります。
失敗3:社内承認が重くて、投稿頻度が落ちる
特にBtoBはここで止まりがちです。
対処としては、最初に“出していい枠”を決めてしまう。
- 言っていいこと
- 言わないこと
- 数字の出し方
- 実名/顔出しの範囲
この枠があると、承認が速くなります。
インハウス・外注・ハイブリッドの判断基準まとめ
インハウスが向いてる会社
- 現場のネタが強い(事例・裏側・人が魅力)
- 投稿の意思決定が速い
- 最低でも週2本を継続できる
- SNSを資産として社内に残したい
外注が向いてる会社
- 早く結果が欲しい(初速重視)
- 社内の制作リソースがほぼない
- 企画や編集の型がまったくない
- 伸びるまでの試行錯誤コストを減らしたい
一番現実的:ハイブリッド
多くの企業はここがハマります。
- 企画は共同で制作は外注
- 制作だけ外部(クオリティと工数を担保)
- 戦略と分析だけ外部(勝ち筋の発見を短縮)
SNS運用は、全部を完璧に内製しようとした瞬間に止まりやすい。
“自社が持つべき核”だけを守って、それ以外は賢く借りる方が継続できます。
まとめ
SNS運用をインハウスにするか外注にするかは、「どちらが正しいか」では決まりません。
決まるのは、いつ成果が必要で、社内で何を握れて、どの工程がボトルネックかです。
- インハウスは、判断が速く、熱量が出せて、ノウハウが残る
- ただし、体制設計がないと属人化し、改善が止まり、投稿が枯れる
- 外注は、初速と再現性が出やすい
- ただし、情報設計が弱いとズレる
- 実務的には、ハイブリッドが一番事故が少ない
“自社はどの型が合うか”を判断できた時点で、次にやることが見えます。
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相川智洋 – Saitan代表取締役
2023年4月にSaitanに参画し、 2025年1月に同社の代表取締役に就任。累計2000本以上のショート動画制作のディレクションを手掛ける。SaitanのYouTube公式アカウントではTikTok運用のノウハウを発信中。