TikTokの収益化条件とは|稼げる金額相場についても徹底解説

本記事では、TikTokを使用して収益化する方法や条件、稼げる金額相場などをご紹介します。
TikTokを運用して収益化を考えている方はぜひご参考ください。

目次

TikTokで収益化する方法3選|条件やポイント

こちらではTikTokで収益化できる主な方法を、3つご紹介します。

条件やポイントもあわせて、ご確認ください。

①ライブ配信による投げ銭機能

1つ目は、「TikTok LIVE Gifting」という、ライブ配信による投げ銭機能を利用して、収益を得る方法です。

そもそも投げ銭とは、視聴者が配信者を応援するシステムのことで、TikTokでも2021年3月から、そのサービスが開始されました。

TikTokでライブ配信の機能を使用する条件は下記の通りです。

  • 18歳以上
  • フォロワーが50人以上

※条件は更新される可能性があります

ライブ配信による収益化までの流れは下記の通りです。

  1. 視聴者がコインを購入する
  2. 視聴者がコインを使用してギフトを贈る
  3. 配信者が換金する

まずはライブ配信の機能を開放する必要があります。
視聴者からいいねやセーブをしてもらえるコンテンツの投稿を行いフォロワー数を増やしましょう!

また、視聴者側の話ですが、投げ銭機能を利用する条件は下記の通りです。

  • 20歳以上
  • 銀行口座を保有している
  • PayPalアカウントが使用できる状態である

銀行口座の開設とPayPalアカウントの作成は簡単ですぐにできますので、年齢さえクリアしていれば問題なく投げ銭可能です。

②企業案件

2つ目は、企業から案件を受けて、収益を得る方法です。

コンテンツの視聴数の多いクリエイターには、企業から商品やサービスの紹介などを有償で依頼されることがあります。

フォロワー数や動画の再生数によって報酬を決めるケースが多く、まとまった収益を得られるのが特徴です。

この企業案件は、収益化を目的に運用しているほとんどのクリエイターが収益源としていると考えて良いでしょう。

単価の相場などについては、後述します。

③視聴回数に応じた報酬

最後は、動画の視聴回数に応じた報酬を得る方法です。

2023年8月、日本でも新たに「Creativity Program Beta」というプログラムが始まりました。
一定の条件をクリアすると、視聴回数に応じた報酬が得られるという仕組みです。

まず申し込みの条件は、以下の通りです。

  • 18歳以上
  • 日本で登録された個人アカウント
  • コミュニティガイドラインを遵守している
  • フォロワーが10,000人以上
  • 過去30日間の動画視聴数が100,000回以上
  • クリエイティブな動画投稿を継続している

そして報酬の対象となる動画の条件が、以下の通りです。

  • オリジナルかつ高品質で、撮影や制作、編集のレベルが高いもの
  • 1分を超えている
  • 有効視聴数が1,000回以上 ほか

専用のダッシュボードにアクセスすることで、動画が条件を満たしているかどうかや、推定獲得報酬額などを確認できます。

こちらのプログラムは、ビジネスアカウントでは利用できないので注意が必要です。

TikTokで収益化するには|動画作成のコツ

実際にTikTokで収益化するには、どのような動画を投稿すれば良いのでしょうか。

動画作成に関するコツを、3つご紹介します。

①一貫性のある動画を多く投稿する

一貫性のある動画を投稿していた方が間違いなくフォロワーが増加しやすいです。

自社の商品を紹介する場合や人としてのキャラクターに強みがある場合はあらゆるジャンルでバズリそうなコンテンツを投稿することもありますが、基本的に新しくアカウントを育成しようと思ったら、何かしらのジャンルやカテゴリーを定めた上で、継続してコンテンツを投稿することが近道であると考えます。

何かの動画でバズったタイミングで、過去の投稿を見て、フォローするかを決めるユーザーも多くいます。
その際にジャンルがバラバラであったり、フォローするメリットが感じられなかったりすると、フォロワーも増えません。

オリジナリティを加えつつ、一貫性のある動画を多く投稿し、フォロワーを増やしていきましょう。

②ハッシュタグを適切に使用する

動画を投稿する際は、ハッシュタグを適切に使用しましょう。

そもそもハッシュタグとは、ハッシュ記号(#)をつけたタグのことです。
その後にキーワードをつけることで、ユーザーはそのキーワードに関連する投稿を、ピンポイントで探すことができます。

TikTokでもほかのSNSと同様に、ハッシュタグを有効活用することで投稿を見つけてもらいやすくなります。
トレンドや、すでに再生数が伸びている同ジャンルの投稿を参考にして、キーワードを適切に選ぶことが重要です。

適切なハッシュタグで届けたいユーザーに届けることで、「いいね」や「セーブ」をしてもらえる確率が高まり、動画の評価も高くなりますのでしっかりと工夫していきましょう。

③アカウントの分析をする

定期的にアカウントや動画の分析をしましょう。

TikTokでは、各動画の視聴回数や視聴時間、フォロワー数の増減やプロフィールに訪問された回数などのデータが簡単に閲覧可能です。

コンテンツごとに、どういったユーザーに試聴されたのか、動画の中のどのポイントで離脱が多いか、などを把握することができます。
また、フォロワーが活発な時間帯なども確認できるため、データから最適な投稿時間を確認することができます。

データに基づいた分析を行い、戦略的にアカウントを育成していきましょう。

TikTokで収益化すると稼げる金額|相場とは

実際にTikTokで収益化すると、どのくらいの金額を稼げるのでしょうか。

前述した収益方法のうち「ライブ配信」と「企業案件」について、単価の相場や稼げる額の目安をご紹介します。

①ライブ配信で稼げる相場

ライブ配信による投げ銭機能では、視聴者が贈る100%の額が配信者に届くわけではありません。

TikTokの場合、明確な還元率は公表されていませんが、約30%程度が配信者に入るといわれています。
これはその他のライブ配信プラットフォームと同等の還元率です。

贈ることができるギフト1つの値段は、数円〜数万円と幅広く設定されています。

②企業案件

企業案件では、「フォロワー数×単価」が報酬となる場合が多いでしょう。

単価の相場は、フォロワーが10,000人ほどで2〜3円、100,000人ほどで3〜5円、1,000,000人ほどで4〜6円です。
フォロワーが100,000人、単価が3円であれば、「100,000×3=300,000円」という計算になります。

ほかにも「再生回数×単価」や「売り上げの何%」など、報酬額の設定は企業によって異なります。

企業側は動画の再生数を最も重視するため、フォロワー数が少なくても、安定して再生数の高いコンテンツを投稿できるクリエイターには案件が集まる傾向があります。

まとめ|TikTokの収益化を目指して頑張りましょう

TikTokで収益化する方法や条件、動画作成のコツについてご紹介しました。

再生回数に応じた収益化も始まり、いよいよTikTokで収益化を目的にアカウントを運用するクリエイターが増加してくることが予想されます。

本記事を参考にTikTokでの収益化を目指して頑張りましょう!