SNS運用代行を個人に依頼して大丈夫?費用・選び方・失敗パターンを徹底解説

「SNS運用代行を個人に頼むと安く済みそうだけど、実際どうなの?」

この疑問、企業のSNS担当者やマーケティング責任者なら一度は頭をよぎったことがあるはずです。代理店に月額数十万円払うのは厳しい。でもフリーランスに任せて大丈夫なのか判断がつかない——そんな宙ぶらりんの状態で、検索してこの記事にたどり着いた方が多いのではないでしょうか。

先に結論を言うと、SNS運用代行を個人に依頼すること自体は十分に「あり」です。ただし、それは「優秀な個人を正しい基準で選べた場合」に限ります。ここを間違えると、費用だけ払って成果ゼロ、最悪の場合は音信不通で運用が止まる——というケースに陥ります。正直なところ、こういった相談は珍しくありません。

この記事では、SNS運用代行を個人に外注する際の費用相場、メリット・デメリット、そして「この人に任せて大丈夫か」を見極める具体的な判断基準まで、実務ベースで解説していきます。Instagram運用代行を個人に頼みたい方、SNS運用の外注先を比較検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。


TikTok運用には明確な勝ちパターンがあります。それを知らないまま独学で運用をスタートしてしまうと、結果的にアカウントを作り直さないといけなくなり、時間とお金を大きく無駄にしてしまうことに

だからこそ、まずはSaitanにご相談いただきたいと思っています。弊社は独自の運用メソッドによって、下記のような実績を残してきました。

  • 運用開始後2ヶ月で家電メーカーの販売売上259%UP
  • 運用開始後3ヶ月で地方中小企業の応募者数500%UP
  • 運用開始後3ヶ月でプロフィールアクセス数40,000回超え

一度プロの運用メソッドを学んでみませんか?

目次

SNS運用代行を個人に依頼した場合の費用相場

まず最も気になるであろう費用面から整理します。SNS運用代行の費用は「誰に頼むか」と「何を頼むか」で大きく変わります。

インスタ運用代行を個人に依頼した場合の料金目安

個人(フリーランス)にインスタ運用代行を依頼する場合、業務ごとのざっくりとした費用感は以下のとおりです。

業務内容個人への依頼相場代理店への依頼相場
運用コンサルティング月額6〜10万円月額10〜30万円
クリエイティブ作成(画像・動画)月額1〜5万円月額10〜40万円
ハッシュタグ選定・投稿文作成1投稿あたり数千円月額5〜20万円
投稿代行月額数万円〜10万円月額5〜20万円
広告運用要相談(対応不可の場合あり)月額5〜50万円
キャンペーン企画要相談(対応不可の場合あり)1回10〜100万円

トータルで見ると、個人への依頼は月額3〜20万円、代理店は月額20〜50万円が相場感です。コスト差は明確にあります。

SNS運用代行を外注するときの費用の考え方

ただし、ここで一つ押さえておきたいのが「安い=お得」ではないということ。

個人のフリーランスはオフィス賃料や管理部門の人件費がかからない分、価格を低く設定できます。これは構造的なメリットです。しかし、スキルと価格が比例しないケースが多いのもフリーランス市場の特徴で、「安いのに優秀」な人もいれば、「高いのにスキル不足」な人もいます。

費用を比較するときに見るべきは「月額いくらか」ではなく、「その金額で何がどこまでカバーされるのか」「追加費用が発生する条件は何か」です。見積もりの段階でこの2点を確認するだけで、後から「話が違う」というトラブルはかなり減ります。

SNS運用代行を個人に依頼する4つのメリット

コスト以外にも、個人に依頼するメリットはいくつかあります。順番に見ていきます。

コストを抑えながら運用を始められる

前述のとおり、個人への依頼は代理店と比較して費用が抑えやすい構造にあります。特に「まずはSNS運用を試してみたい」「社内に予算の決裁が下りにくい」といったフェーズでは、月額数万円から始められる個人依頼は現実的な選択肢になります。

ポイントは、安さだけで選ぶのではなく「この予算感で、どのレベルの成果物が返ってくるのか」を事前にテストすること。可能であれば、本契約の前にスポットで1〜2件の投稿制作を発注し、クオリティを確認してから継続契約に移行する方法が堅実です。

担当者が変わらず一貫した運用ができる

代理店に依頼すると、担当者の異動や退職で途中から別の人に変わることがあります。引き継ぎがうまくいかず、それまで積み上げてきた運用のトーンやブランド理解がリセットされる——これは実際によくある話です。

個人に依頼する場合、基本的に最初から最後まで同じ人が対応します。企画意図の伝達ロスが起きにくく、運用のトーン&マナーが安定しやすいのは、地味ですが実務上は大きなメリットです。

レスポンスが速く、柔軟に対応してもらいやすい

フリーランスは自分の裁量でスケジュールを組んでいるため、代理店のような社内承認プロセスが不要です。「急にバズった投稿があるから、関連コンテンツをすぐ出したい」といった突発的な対応にも、個人のほうが機動力を発揮しやすい傾向があります。

もちろん、フリーランスにも他案件との兼ね合いはありますので「いつでも即対応」を期待するのは現実的ではありません。ただ、コミュニケーションの距離が近い分、調整はしやすいケースが多いです。

成果に対する当事者意識が強い

フリーランスは自分の名前と実績で仕事を獲得しています。そのため、案件一つひとつの成果が次の受注に直結するという意識が強く、「なんとか結果を出そう」というモチベーションが高い人が多いです。

代理店の場合、担当者個人のモチベーションは組織の仕組みに左右される部分があります。その点、フリーランスは成果が自分のキャリアに直接返ってくるため、良い意味でのプレッシャーが働きやすいと言えます。

SNS運用代行を個人に依頼する3つのデメリットと失敗パターン

メリットだけで判断すると痛い目を見ます。個人依頼で実際に起きやすい失敗パターンを、原因とセットで解説します。

スキルの当たり外れが大きく、品質が安定しない

個人依頼で最もリスクが高いのがこの点です。代理店であれば社内レビューやチェック体制がありますが、フリーランスの場合、その人のスキルがそのまま成果物の品質に直結します。

よくある失敗パターンとしては以下のようなケースがあります。

  • ポートフォリオは良く見えたが、自社の業界に合った企画ができなかった
  • デザインスキルは高いが、マーケティング視点が欠けていてフォロワーは増えてもCVにつながらなかった
  • 最初は丁寧だった対応が、他の案件が入ると雑になった

これが起きる原因は、選定時に「見栄えのするポートフォリオ」だけで判断してしまうことにあります。ポートフォリオは「何を作ったか」は分かりますが、「それがどんな成果につながったか」は分かりません。実績を確認するときは、制作物だけでなく、運用した結果どうなったか(エンゲージメント率の推移、フォロワー増加ペース、CVへの貢献など)を具体的に聞くことが判断精度を上げます。

対応範囲が限定的で、施策の幅が狭くなりがち

フリーランスは「投稿の企画・制作」が得意でも、広告運用、キャンペーン設計、アクセス解析からの改善提案まで一人でカバーできるケースは稀です。

個人的には、これが個人依頼の最大のボトルネックだと感じています。SNS運用は「投稿して終わり」ではなく、データを見て改善し、他のマーケティング施策と連動させてはじめて事業成果につながります。投稿制作だけを切り出して外注する分には問題ありませんが、「SNSで集客したい」「売上を伸ばしたい」というゴールがある場合、投稿制作の外注だけでは不十分です。

この点を理解せずに「投稿代行を頼んだのに売上が上がらない」と嘆くケースは多いですが、それは依頼の設計自体がずれていたということです。

突然の音信不通・連絡途絶のリスク

フリーランスは個人で活動しているため、体調不良や家庭の事情で突然連絡が取れなくなるリスクがあります。代理店であれば担当者交代やバックアップが可能ですが、個人の場合は代わりがいません。

SNS運用は継続的な投稿が前提のため、数週間でも止まるとアカウントの評価やフォロワーとの関係性に影響が出ます。特にInstagramやTikTokのアルゴリズムは定期的な投稿を評価する傾向があるため、投稿が途絶えるとインプレッションが落ち、回復に時間がかかります。

対策としては、アカウントのパスワードやIDは社内でも管理しておく、運用ルールやトーン&マナーをドキュメント化しておく、万一の際に引き継げる体制を自社側でも準備しておくことが挙げられます。「全部お任せ」ではなく、リスクヘッジの仕組みは発注側が作るものです。


TikTok運用には明確な勝ちパターンがあります。それを知らないまま独学で運用をスタートしてしまうと、結果的にアカウントを作り直さないといけなくなり、時間とお金を大きく無駄にしてしまうことに

だからこそ、まずはSaitanにご相談いただきたいと思っています。弊社は独自の運用メソッドによって、下記のような実績を残してきました。

  • 運用開始後2ヶ月で家電メーカーの販売売上259%UP
  • 運用開始後3ヶ月で地方中小企業の応募者数500%UP
  • 運用開始後3ヶ月でプロフィールアクセス数40,000回超え

一度プロの運用メソッドを学んでみませんか?

「この個人に任せて大丈夫か」を見極める5つの判断基準

個人にSNS運用代行を依頼すると決めたなら、次は「誰に頼むか」の精度を上げるフェーズです。以下の5つの基準で判断すると、失敗のリスクを大幅に下げられます。

判断基準①:KPIに紐づいた提案ができるか

「フォロワーを増やします」だけではなく、「その先に何を実現するか」を語れるかどうか。たとえば、ECサイトへの送客を目的としたアカウントなら、投稿→プロフィールへの遷移率→リンククリック数→CVRといった導線全体を意識した提案ができるかがポイントです。

ヒアリングの段階で「御社の売上にどう貢献するか」という視点が出てこないフリーランスは、運用の「作業」はできても「成果」にコミットする力が弱い可能性があります。

判断基準②:同業種・類似業種の運用実績があるか

SNS運用は業種によって「効く施策」がまったく違います。飲食店と不動産、アパレルとBtoB製造業では、ターゲットも投稿の切り口もKPIの設計も異なります。

「SNS運用の実績があります」という一般的な回答ではなく、「◯◯業界でこういう施策を打って、こういう数字が出た」という具体性があるかどうかを確認してください。実績を聞いたときに、数字ではなく「フォロワーが増えた」「反応が良かった」といった曖昧な回答しか返ってこない場合は注意が必要です。

判断基準③:自分自身でSNSアカウントを運用しているか

SNS運用を代行する側が、自分自身のアカウントを運用しているかどうかは、思っている以上に重要な判断材料です。

自分のアカウントを運用している人は、アルゴリズムの変化を肌で感じ取り、「今、何が伸びるか」を実体験として把握しています。SNSのアルゴリズムは頻繁にアップデートされるため、半年前のノウハウがそのまま通用しないことも珍しくありません。日常的に自分のアカウントで検証している人は、こうした変化への感度が高く、実践に裏打ちされた提案ができます。

判断基準④:コミュニケーションの質とレスポンス速度

SNS運用はスピードが求められる局面が多く、トレンドへの即時対応や炎上リスクへの対処など、迅速なコミュニケーションが不可欠です。

依頼前のやり取りの段階で、以下の点をチェックしてみてください。

  • 質問に対する回答が的確で具体的か
  • レスポンスまでの時間はどれくらいか
  • こちらの意図を正しく汲み取れているか
  • 「できること」と「できないこと」を正直に言えるか

よくあるんですが、契約前は返信が早かったのに、契約後にレスポンスが遅くなるケースがあります。これを防ぐには、契約前に「通常の返信目安はどれくらいか」「対応が難しい時間帯や曜日はあるか」を事前にすり合わせておくことです。

判断基準⑤:担当者としての人柄と信頼性

SNSアカウントは企業のブランドそのものです。外部の人間に運用を任せるということは、ブランドの発信を預けるということ。技術スキルだけでなく、その人の人柄や仕事に対する姿勢も選定基準に入れるべきです。

具体的には、炎上リスクのある発信をしない感覚を持っているか、進捗報告をこちらから催促しなくても行ってくれるか、問題が起きたときに隠さず報告してくれるか——こうした点は、短いやり取りの中でもある程度は見えてきます。

個人依頼か代理店か?目的別の使い分けガイド

「結局、個人と代理店どっちがいいの?」という問いに対しては、目的と状況によって答えが変わります。以下を判断基準にしてみてください。

個人への依頼が向いているケース

  • 投稿のクリエイティブ制作だけを切り出して外注したい
  • マーケティング戦略は社内にあり、実行部分だけ任せたい
  • まずは月額10万円以下でSNS運用を始めてみたい
  • 本格運用の前に数本の投稿でテストしたい

この場合、クラウドソーシング(ココナラ、クラウドワークス、ランサーズなど)でスポット発注し、品質を確認してから継続契約に移行するのが堅実な進め方です。

代理店・プロのコンサルタントが向いているケース

  • SNSを通じた売上向上やリード獲得など、事業成果にコミットしてほしい
  • アカウントの方向性や戦略設計からプロに任せたい
  • 投稿制作だけでなく、広告運用や他チャネルとの連動まで含めてサポートしてほしい
  • 運用を続けているが成果が出ず、何が問題なのか分からない

「動画を作って投稿するだけでは事業成果につながりにくい」のと同様に、SNS運用も「投稿する」だけでは不十分です。投稿→分析→改善→他施策との連動というPDCAを回せる体制があるかどうかで、運用の成果は大きく変わります。

SNS運用代行を個人に外注する前に決めておくべきこと

最後に、依頼先が個人であれ代理店であれ、SNS運用を外注する前に社内で固めておくべき事項を整理します。ここが曖昧なまま発注すると、どんな優秀なパートナーに頼んでも成果は出ません。

運用の目的とKPIを社内で明確にする

「なんとなくSNSをやったほうがいい」という状態で外注すると、代行側も「何を目指して運用すればいいのか」が分からず、結果として「とりあえず投稿する」だけの運用になりがちです。

フォロワー数を増やしたいのか、ECサイトへの流入を増やしたいのか、ブランド認知を高めたいのか。目的によって最適な投稿の方向性も、見るべき指標も変わります。

ブランドガイドラインを用意する

SNSの投稿トーンや使ってよい表現・NGな表現、ビジュアルの方向性を事前にまとめておくと、外注先との認識のずれを大幅に減らせます。完璧なドキュメントでなくても構いません。「うちのブランドはこういうイメージ」「こういう言い回しは避けてほしい」というレベルでも、あるのとないのとでは初期の擦り合わせ工数がまったく違います。

契約条件を事前にすり合わせる

業務範囲、修正回数の上限、月次レポートの有無、追加費用の発生条件、契約期間、解約条件——これらは口頭ではなく書面で確認しておくべきです。特に個人への依頼の場合、契約書を交わさないまま進めてトラブルになるケースがあります。「信頼関係があるから大丈夫」ではなく、信頼関係を守るために契約書を交わすという認識が大切です。

まとめ:SNS運用代行を個人に依頼するなら「選び方」がすべて

SNS運用代行を個人に依頼すること自体にリスクがあるわけではありません。リスクがあるのは「選び方を間違えること」です。

本記事のポイントを振り返ると、以下のとおりです。

  • 個人への依頼は月額3〜20万円が相場。代理店より費用は抑えやすいが「安い=お得」ではない
  • 一貫した担当・レスポンスの速さ・成果への当事者意識がメリット
  • スキルのばらつき・対応範囲の限定・音信不通リスクがデメリット
  • 選定時は「KPIに紐づいた提案力」「同業種実績」「自身のSNS運用経験」「コミュニケーション品質」「人柄」の5つで判断
  • 投稿制作の部分外注なら個人、戦略設計から事業成果へのコミットを求めるなら代理店やプロのコンサルタントが適している
  • 外注前に「運用目的」「KPI」「ブランドガイドライン」「契約条件」を社内で固めておくことが成功の前提

SNS運用は、正しい戦略と継続的な改善があってはじめて事業に貢献します。パートナー選びに時間をかけることは、その後の運用成果に直結する投資です。この記事が、あなたの判断材料の一つになれば幸いです。


TikTok運用には明確な勝ちパターンがあります。それを知らないまま独学で運用をスタートしてしまうと、結果的にアカウントを作り直さないといけなくなり、時間とお金を大きく無駄にしてしまうことに

だからこそ、まずはSaitanにご相談いただきたいと思っています。弊社は独自の運用メソッドによって、下記のような実績を残してきました。

  • 運用開始後2ヶ月で家電メーカーの販売売上259%UP
  • 運用開始後3ヶ月で地方中小企業の応募者数500%UP
  • 運用開始後3ヶ月でプロフィールアクセス数40,000回超え

一度プロの運用メソッドを学んでみませんか?

監修者

相川智洋 – Saitan代表取締役

2023年4月にSaitanに参画し、 2025年1月に同社の代表取締役に就任。累計2000本以上のショート動画制作のディレクションを手掛ける。SaitanのYouTube公式アカウントではTikTok運用のノウハウを発信中。