TikTokのダウンロードはバレる？通知の有無、違法性と安全な保存方法を完全解説【2025年最新版】

TikTokの面白い動画、手元に残したいけど

「ダウンロードしたら通知で相手にバレる？」と心配になることがありますよね。

結論から言うと、その心配は不要です。

この記事では、動画保存がバレるかどうかの真実、安全なダウンロード方法、そして知らずに犯すと危険な著作権のリスクまで、初心者に分かりやすく徹底解説します。正しい知識で、安心してTikTokを楽しみましょう。

【結論】TikTokの動画ダウンロードは投稿者にバレる？通知の有無を徹底解明

通常のダウンロード（保存）機能では通知されずバレない

結論から言うと、TikTokの公式アプリに備わっている「動画を保存する」機能を使ってダウンロードしても、投稿者に通知がいくことはありません。あなたが動画を保存した事実はバレません。

投稿者は、誰が、いつ、自分の動画を保存したかを知ることはできません。安心して公式の保存機能を利用してください。

画面録画（スクリーンショット）をしてもバレることはない

次に、スマホの標準機能である「画面録画（スクリーンキャプチャ）」を使って動画を保存する場合です。この方法でも、投稿者に通知がいくことは一切ありません。

InstagramのDM（ダイレクトメッセージ）で送られてきた消える写真などをスクリーンショットすると相手に通知がいく機能がありますが、TikTokのフィード動画に関してはそのような心配は不要です。ダウンロードが許可されていない動画でも、この方法ならバレずに保存が可能です。

【要注意】「セーブ」機能は通知がいく？最新情報を解説

TikTokにはダウンロードの他に「セーブ（お気に入り）」という機能があります。これは動画を自分の端末に保存するのではなく、TikTokアプリ内の「セーブ済み」フォルダに追加して、後から簡単に見返せるようにするブックマークのような機能です。

この「セーブ」機能に関しても、誰がセーブしたかという直接的な通知が投稿者に届くことはありません。 以前は通知があった時期もあるようですが、現在の仕様では通知されなくなっています。

ただし、投稿者は「クリエイターツール」という分析機能を使うことで、自分の動画が合計で何回セーブされたかという「数」を確認することができます。

しかし、あくまで合計数であり、「誰が」セーブしたかという個人を特定できる情報が表示されるわけではないので、あなたがセーブしたことがバレる心配はありません。

【方法別】TikTok動画のダウンロード・保存方法とバレるリスク一覧

TikTok動画を保存する方法は一つではありません。ここでは代表的な4つの方法と、それぞれの「投稿者にバレるリスク」を改めて整理します。自分に合った安全な方法を見つけましょう。

動画を保存する4つの方法

1. 方法①：公式機能で端末にダウンロードする（ロゴ・ID付き）
2. 方法②：ダウンロードが許可されていない動画を保存する「画面録画」
3. 方法③：アプリ内で見返すための「セーブ（お気に入り）」機能
4. 方法④：【高リスク】外部サイトやアプリを使ったダウンロード（ロゴなし）

方法①：公式機能で端末にダウンロードする（ロゴ・ID付き）

最も安全で推奨される方法が、TikTokアプリの公式機能を使う方法です。

【手順】

1. 保存したい動画の右側にある「シェア（矢印マーク）」をタップします。

2. メニューの中から「ダウンロード」を選択します。

3. ダウンロードが完了すると、スマホのカメラロールやアルバムに動画が保存されます。

この方法で保存した動画には、TikTokのロゴと投稿者のアカウントIDが透かし（ウォーターマーク）として自動的に入ります。これは、動画の著作権が誰にあるかを示すための重要な役割を果たします。

投稿者にバレるリスクは一切ありませんが、投稿者がダウンロードを許可していない場合は「動画を保存する」ボタンが表示されません。

方法②：ダウンロードが許可されていない動画を保存する「画面録画」

投稿者の設定によって「動画を保存する」ボタンが表示されない場合があります。その際に使えるのが、スマートフォンの画面録画機能です。

【手順】

• iPhoneの場合: コントロールセンターに「画面収録」ボタンを追加しておき、録画したい動画を再生しながらボタンをタップして録画を開始・停止します。
• Androidの場合: クイック設定パネルから「スクリーンレコード」を選択し、録画を開始・停止します。

この方法も投稿者にバレるリスクはありません。ただし、録画の開始・停止を手動で行うため、動画の最初や最後に関係のない映像が映り込んでしまう可能性があります。

また、スマートフォンの性能によっては画質や音質が若干劣化することもあります。

方法③：アプリ内で見返すための「セーブ（お気に入り）」機能

端末の容量を使わずに、気に入った動画を後から見返したい場合に便利なのが「セーブ」機能です。

【手順】

1. 保存したい動画の右側にある「ブックマーク（しおりマーク）」をタップします。
2. マークが黄色に変わればセーブ完了です。
3. セーブした動画は、自分のプロフィール画面のブックマークタブから一覧で確認できます。

これは端末へのダウンロードではないため、オフライン環境では再生できません。あくまでTikTokアプリ内で見返すための機能ですが、投稿者にバレる心配はなく、手軽に使えるのがメリットです。他のSNSでいう「いいね」や「ブックマーク」に近い感覚で利用できます。

方法④：【高リスク】外部サイトやアプリを使ったダウンロード（ロゴなし）

インターネットで検索すると、「TikTokの動画をロゴなしでダウンロードできる」と謳う外部のウェブサイトや非公式アプリがたくさん見つかります。

これらのツールを使えば、確かにロゴやIDが入っていない綺麗な状態で動画を保存できる場合があります。

しかし、この方法は投稿者にバレるリスク以上に、はるかに大きな危険性を伴います。 ウイルス感染や個人情報漏洩、フィッシング詐欺などの温床となっており、安易な利用は非常に危険です。

バレる・バレないという観点では、これらのサイトを使っても投稿者には通知されませんが、セキュリティ上のリスクが極めて高いため、絶対に利用しないでください。具体的な危険性については、後の章で詳しく解説します。

TikTokの動画ダウンロードがバレるより怖い「違法性」と著作権のリスク

ここまで「投稿者にバレるか」という視点で解説してきましたが、本当に注意すべきなのは、その先にある「法律」の問題です。動画のダウンロードと利用方法を誤ると、著作権侵害という違法行為に問われる可能性があります。

合法パターンと違法パターン

• 大前提：個人的に楽しむためのダウンロードは「私的利用」として合法
• 違法になるケース①：ダウンロードした動画の無断転載・再アップロード
• 違法になるケース②：違法アップロードされたと知りながらダウンロードする行為
• 著作権侵害で実際に起こりうること（動画削除・アカウント停止・損害賠償）
• 実例】TikTokの著作権侵害に関する裁判事例から学ぶリスク

大前提：個人的に楽しむためのダウンロードは「私的利用」として合法

まず安心していただきたいのは、あなたが個人的に楽しむ目的で動画をダウンロードし、自分のスマートフォンの中だけで何度も見返す行為は、著作権法で認められている「私的利用」の範囲内であり、合法であるということです。

例えば、お気に入りのダンス動画を保存して練習したり、好きなクリエイターの面白い動画を保存して元気をもらったりするのは、全く問題ありません。この「私的利用」が、動画をダウンロードする上での大前提となります。

違法になるケース①：ダウンロードした動画の無断転載・再アップロード

問題となるのは、ダウンロードした動画を「私的利用」の範囲を超えて利用した場合です。その最も典型的な例が、他人の動画を自分のSNSアカウント（X、Instagramなど）やYouTubeチャンネルに、許可なくアップロードする「無断転載」です。

これは、元の投稿者の著作権（複製権や公衆送信権）を著しく侵害する行為であり、明確な違法行為です。たとえ悪意がなくても、「この面白い動画をみんなにも見てほしい」という軽い気持ちでの転載も許されません。

TikTokの動画には投稿者のIDが記載されていますが、だからといって転載が許可されるわけではないので注意が必要です。

違法になるケース②：違法アップロードされたと知りながらダウンロードする行為

もう一つ注意が必要なのが、「違法にアップロードされたコンテンツ」と知りながら、それをダウンロードする行為です。これは2021年に改正された著作権法で規制が強化された点です。

例えば、テレビ番組やアニメ、映画などが違法にTikTokにアップロードされているケースがあります。こうした「明らかに著作権を無視して無断で投稿されている動画」だと認識しながら、それを自分の端末にダウンロードする行為は違法となります。

公式のコンテンツホルダーではない個人が、アニメ本編や映画の大部分をそのまま投稿しているような場合は、違法アップロードである可能性が非常に高いと言えるでしょう。

著作権侵害で実際に起こりうること（動画削除・アカウント停止・損害賠償）

もし著作権侵害を犯してしまった場合、どのようなペナルティが待っているのでしょうか。軽いものから重いものまで、具体的に見ていきましょう。

• 動画の削除： 権利者からの申し立てにより、転載した動画がTikTokの運営によって削除されます。
• アカウントの機能制限・停止: 著作権侵害を繰り返すと、TikTokの利用規約違反とみなされ、投稿やコメントが一定期間できなくなったり、最悪の場合はアカウントが永久に凍結（バン）されたりする可能性があります。
• 損害賠償請求： 権利者が被った損害に対して、民事上の損害賠償を請求される可能性があります。特に、転載した動画で広告収入を得るなど、営利目的であった場合は高額になるケースもあります。
• 刑事罰：悪質なケースでは、著作権法違反として刑事罰（10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方）が科される可能性もゼロではありません。

【実例】TikTokの著作権侵害に関する裁判事例から学ぶリスク

近年、動画コンテンツの著作権侵害で大きな社会問題となったのが「ファスト映画」事件です。これは、映画を10分程度無断で編集し、ネタバレを含むナレーションを付けてYouTubeなどにアップロードしていた事案です。逮捕者も出て、投稿者には数億円という高額な損害賠償命令が下されました。

プラットフォームは違えど、これはTikTokでも十分に起こりうることです。

他人の作ったコンテンツ（著作物）を尊重せず、安易に利用することがどれほど大きなリスクを伴うか、この事例ははっきりと示しています。

軽い気持ちで行った無断転載が、人生を左右するほどの大きな問題に発展する可能性があることを、決して忘れてはいけません。

ロゴなしでTikTok動画をダウンロードしたい…外部サイトの危険性を徹底解剖

「著作権のことはわかったけど、やっぱりロゴなしの綺麗な動画が欲しい…」と思うかもしれません。しかし、その欲求を満たそうと外部のサイトやアプリに手を出すのは、崖っぷちに自ら足を踏み入れるような行為です。

ここでは、その具体的な危険性を徹底的に解説します。

ロゴなしダウンロードの危険性一覧

• 危険性①：ウイルス・マルウェア感染でスマホが乗っ取られる
• 危険性②：個人情報やアカウント情報が盗まれるフィッシング詐欺
• 危険性③：不正な広告や高額なサブスクリプションへの誘導
• 結論：安全のため外部サイトは絶対に利用しないことを強く推奨

危険性①：ウイルス・マルウェア感染でスマホが乗っ取られる

ロゴなしダウンロードサイトの多くは、セキュリティが非常に脆弱で、悪意のあるソフトウェア（ウイルスやマルウェア）が仕込まれている危険性が高いです。サイトにアクセスしたり、ファイルをダウンロードしたりしただけで、あなたのスマートフォンがウイルスに感染する可能性があります。

ウイルスに感染すると、スマホが遠隔で操作されたり、正常に動かなくなったりするだけでなく、内部に保存されている写真や連絡先、パスワードといったあらゆる個人情報が盗み出されてしまう恐れがあります。

一度感染すると駆除は非常に困難で、スマホの初期化が必要になることも少なくありません。

危険性②：個人情報やアカウント情報が盗まれるフィッシング詐欺

これらのサイトは、フィッシング詐欺の入り口としても頻繁に利用されます。フィッシング詐欺とは、正規のサービスを装った偽のウェブサイトに誘導し、IDやパスワード、クレジットカード情報などを入力させて盗み出す手口です。

「動画をダウンロードするにはTikTokアカウントでログインしてください」といった偽のログイン画面が表示され、うっかりIDとパスワードを入力してしまうと、あなたのアカウントが乗っ取られてしまいます。

乗っ取られたアカウントは、スパムメッセージの送信元にされたり、あなたの友人やフォロワーに詐欺のDMを送ったりするなど、さらなる犯罪に悪用される危険性があります。

危険性③：不正な広告や高額なサブスクリプションへの誘導

サイトを利用していると、画面を覆い尽くすような大量のポップアップ広告が表示されることがあります。これらは単に煩わしいだけでなく、「ウイルスに感染しました」といった偽の警告でユーザーの不安を煽り、不要なセキュリティアプリ（実はそれ自体がマルウェア）をインストールさせようとしたりします。

また、気づかないうちに高額なサービスの月額課金（サブスクリプション）に登録させられてしまうケースもあります。「無料トライアル」のつもりが、複雑な手順を踏まないと解約できない悪質な契約になっていることも。

ロゴなし動画一本のために、毎月数千円を知らないうちに支払い続けることになるかもしれません。

結論：安全のため外部サイトは絶対に利用しないことを強く推奨

ロゴなしで動画を保存したいという気持ちは理解できますが、そのために失うものが大きすぎます。ウイルス感染、個人情報の流出、アカウント乗っ取り、金銭的な被害など、そのリスクは計り知れません。

結論として、あなたのプライバシーとデバイスの安全を守るため、外部のダウンロードサイトや非公式アプリは、絶対に利用しないことを強く、強く推奨します。 安全が確認されているTikTokの公式機能、もしくはスマートフォンの画面録画機能を利用してください。

TikTokの動画ダウンロードができない！バレる以前に保存できない原因と対処法

「そもそもダウンロードボタンが出てこない」「保存しようとするとエラーになる」など、バレる・バレない以前に動画を保存できないケースもあります。その主な原因と対処法を見ていきましょう。

ダウンロードを保存できないケース

1. 原因①：投稿者がダウンロードを許可していない
2. 原因②：非公開アカウントや16歳未満のアカウントの投稿
3. 原因③：スマホの容量不足や通信環境の問題
4. 原因④：TikTokアプリの一時的な不具合やバージョンの古さ

原因①：投稿者がダウンロードを許可していない

最も多い原因がこれです。TikTokでは、投稿者が自分の動画のプライバシー設定で「動画のダウンロード」を許可しないように設定できます。この設定がオフになっている動画では、シェアボタンをタップしても「動画を保存する」の項目が表示されません。

これは投稿者の意思であるため、リスペクトしましょう。どうしても保存したい場合は、前述した「画面録画」機能を利用するか、「セーブ」機能でブックマークしておきましょう。

原因②：非公開アカウントや16歳未満のアカウントの投稿

アカウント全体を非公開（鍵アカウント）に設定しているユーザーの動画は、承認されたフォロワーしか閲覧できず、ダウンロードすることもできません。また、TikTokの安全ポリシーにより、16歳未満のユーザーが投稿した動画は、デフォルトでダウンロードができない設定になっています。

これは若年層ユーザーを保護するための措置であり、設定を変更することもできません。

原因③：スマホの容量不足や通信環境の問題

技術的な問題として、お使いのスマートフォンの空き容量（ストレージ）が不足していると、新しい動画ファイルを保存できずにエラーとなることがあります。

設定からストレージの使用状況を確認し、不要なアプリや写真、動画を削除して容量を確保してください。

また、モバイルデータ通信やWi-Fiの電波が弱い場所では、ダウンロードに失敗することがあります。通信環境の良い安定した場所で再度試してみましょう。

原因④：TikTokアプリの一時的な不具合やバージョンの古さ

TikTokアプリ自体に一時的な不具合が発生している可能性も考えられます。一度アプリを完全に終了させてから再起動したり、スマートフォンの電源を入れ直したりすることで解決する場合があります。

また、アプリのバージョンが古いと正常に機能しないこともあります。App StoreやGoogle PlayストアでTikTokアプリが最新バージョンにアップデートされているかを確認し、古い場合は更新してから再度試してみてください。

まとめ：TikTokのダウンロードはバレないが、使い方を間違えると危険！

今回は、TikTokの動画ダウンロードが投稿者にバレるのか、という疑問を中心に、安全な保存方法から潜む危険性までを徹底的に解説しました。

結論として、公式機能や画面録画で動画を保存しても投稿者に通知は届かず、バレることはありません。安全な保存方法は「公式の保存機能」「画面録画」「セーブ機能」の3つです。

ただし、違法なダウンロードやロゴナシダウンロードには危険性があります。

TikTokは、正しく使えば非常に楽しく、有益な情報を得られる素晴らしいプラットフォームです。お気に入りの動画を保存する際は、投稿者にバレる心配をする必要はありませんが、その後の使い方には十分な注意が必要です。

他人の創作物へのリスペクトを忘れず、セキュリティリスクをしっかりと理解した上で、安全にTikTokライフを楽しんでくださいね！

相川智洋 – Saitan代表取締役

2023年4月にSaitanに参画し、 2025年1月に同社の代表取締役に就任。「TikTokでモノを売る」をコンセプトに掲げ、累計2000本以上のショート動画制作を手掛ける。SaitanのYouTube公式アカウントではTikTok運用ノウハウを解説中。